動かないと動けない

人はなかなか動くことができません。

自分にとって明らかにメリットがあると分かっていても動けない人のほうが多いと思います。

ここでいう動くとは小さいことであれば面白そうな仕事に対して手を上げられるとか大きいことであれば転職や独立するとか。

動けるひとにとっては簡単なことでも動けない人にとっては難しいものです。

僕も転職をしていますし、仕事上でも人間関係でもフットワークこなせるように見えているようです。

でも実際はそんなことないんです。

あくまでもそういう風に見せているだけです。

迷ったり、めんどくさいなと感じたら動くと決めているだけです。

そもそも転職だって生活に困っていたのでやむを得ずしただけですし、

めんどくさそうな仕事を率先して引き受けているのも他のもっとめんどくさい仕事を手放したいためだったりします。

今も感謝しているのは最初の事務所の給与の低さです。

多分そこでもう少し貰えていたら今も残っていたと思うんですよね。

(今となってはなんで当時そんな待遇だったのかは理解できるようになりました。)

そう思うと僕も自分から動いたわけではなく動かざるを得なくて動いただけな訳です。

結果としていろんな仕事ができるようになり、いろんな人に出会うことができました。

(結果僕は良かったと思っていますが残った人たちも楽しそうなので、あくまでも僕のフィルターを通した上での意見です。)

環境が変わることをストレスに感じるのは当たり前です。

不安があるのも当たり前です。

なので無理に動く必要はないんじゃないかなと思うようになりました。

あくまでもなりたい自分に必要であれば動くべきだと思います。

ただ現状が不満だから動くというのは止めたほうがいいと思います。

僕は一度昇給の交渉をしてそれが認められた後に一か月後に取り消された経験があります。

その時にすぐに辞めずにそこで得られる経験をすべてもって出ようと決意しました。

そこからは経験値が得られるような仕事はすべて進んでやるようになりました。

その経験は今でも生きています。

動くといっても環境を変えるだけがすべてではないのです。

今の自分をアップデートできるように自分の意識を変えて動いてみるということも大事なんです。

小さく動くことですら年齢を重ねるごとに難しくなっていきます。

年齢を重ねても動ける人はだいたい若い頃から動いている経験が多いです。

例え会社は変わっていなくとも社内で多くの部署移動いや転勤をされている人が多いです。

環境を変えても自分らしくいることは経験を重ねていないとできないのではないでしょうか?

そう考えると今の自分に満足していないなら若いうちにできることを一歩踏み出してみることってとても大事です。

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