メリットはひたすら一つの仕事を続けていくのでその一つの仕事については習熟していくこと。
一つのことしか考えられなくなる
その代わり一つのことに習熟する
とにかく業務をこなすことを考えるようになるので
デメリットは作業のような業務の場合一つの業務をどんどんこなしていると
数をこなすことだけを考えるようになるのでその作業についてはどんどん早く効率的になっていきます。
ただし残業をしながら長時間同じことを続けていくと人は疲弊していきます。
だんだんその作業以外のことを考えられなくなっていくし、疲労すると楽しみもなくなっていくでしょう。
仕事をしていく上でどうしても繁忙期はあるでしょうし、無意識でできるレベルまでできるようにならなくてはならないこともあると思います。
そんな業務を大量にこなすときはどうしたらいいでしょうか?
まず機械化を防ぐこと
人はあまりにも単調な作業を続けすぎると飽きてきます。
単調な作業をひたすら繰り返すことに苦痛を感じます。
アルベール・カミュの「シューシュポスの神話」にあるように単調な仕事を延々と繰り返させることは刑罰としても利用されるような作業です。
その単調さや苦痛から逃れるためには自分で決める部分を増やすことが大事です。
どんなに単純作業でも自分なりに工夫できることや自分なりに調べることってあると思います。
例えばコピーをとるという作業一つでも実は機械が完全に止まり切る前に原稿を入れ替えてもOKだったり、
大量に部数を取るのであれば一度スキャンしてから部数毎に印刷しなおせば並べ替えなくて済むとか。
意外と自分で考えて工程を省けたり効率を上げることって可能です。
任された仕事を自分なりの手順で考えるというのはどんな仕事であっても大事です。
もちろん難しい業務であればまずは人のやり方を完全に真似ができるようになってからの方がいいです。
気をつけなくてはならないことはあまりにも単調すぎる業務は何も考えずに淡々とこなす方が早かったりすることって多いです。
そんなときはただこなすことも仕方ないですが、自分が今何も考えてないなという自覚は持ち続けて方がいいです。
その仕事は近いうちに機械に奪われる仕事か機械を導入するよりも安い金額で人間が受注している仕事であることが多いからです。
次に単調かつ大量の仕事でもストレスを感じにくくする方法としては
自分で時間を決めることです。
就業時間を自分で全て決めるのは難しいと思います。
でもまだまだ終業時間に関しては自分で決めることができる人は多いのではないでしょうか。
余程急ぎの仕事が突発的に現れた日以外は朝の時点で就業時間は決めておいた方がいいです。
そうするとその日にどの仕事をどの順番でやりどこまで終わらせるかを明確にする必要が出てきます。
そこまでスケジュールを自分で管理できるとストレスも溜まりにくいです。
やらされているという意識をもたずに自分のやるべきことをやりたいときにやりたいようにやっているという形を作ることが大事です。
そのスタイルで仕事ができていると繁忙期であってもスタート地点からゴール地点が見えていると思います。
ゴール地点が明確に見えているとマラソンでもキツさは違うと思います。
ゴールが見えないからこそどんなこともキツイです。
終わりが見えるだけで人は頑張れます。
どんなに忙しくとも終わりが見えていれば頑張れるしそこまでストレスも溜まりません。
仮にずっと忙しい職場にいる場合そこでずっとは難しいのであれば退職時期を決めてしまいましょう。
それも自分でゴールを決めることですし、時間を自分で決めることです。
そこまでで学べることを学びきると思うと日々やらなくては行けないことが変わってくると思います。