学び方の学び方 効率よく学ぶためには学び方から学ぶべき

学習の方法について悩んでいたため本書を手に取りました。

効率的に結果を出すためはどのように学ぶべきなのか?

学習をするには学習の仕方もきちんと学ぶべきだと改めて感じました。

最近よく言われているのは人間の性能には大きな差はないこと。

であれば個人ごとに能力の差は学び方にあるのではないかと感じています。

確かに医者の子どもや大学教授の子どもって成績良い気がするんですよね。

大人になってから学ぶ場合は時間が限られています。

限られた時間で成果を出すには効率的に学ぶしかない訳です。

それでは本書にある学ぶからのポイントを見ていきたいと思います。

マルチタスクをしない

一つのことに集中することが大事です。

ながらでやるとやっている気にはなるが実際には集中できていないことが分かっています。

人間はそこまで性能が高くない。

同時にできることは一つだけです。

やはりマルチタスクをすると生産性が低くなります。

定期的に休憩を取るべき。だが携帯を見ることは休憩にはならない

効率的に学習をするためには定期的に休憩が必要です。

しかし、現代人には難しいことですが休憩中の携帯は休憩にならないとのことです。

僕も休憩となるとすぐに携帯でゲームをしてしまいますが、

休憩中に携帯を見てしまうと休憩にはならないそうです。

やはり目も使ってしまいますし良くないのです。

通知も切っておくことが大事です。

通知が鳴るとその時点で集中が切れますよね。

行き詰まった時は一休み

環境を変えたり頭からやっていることを思い出すことで新たなアイデアが浮かぶことがある

積極的に勉強しよう

記憶することもそうですが、すぐに答えを見ずに自分の力で思い出すことが大事です。

問題を解くときや課題をこなすときもですが

すぐに回答を見たり、人に聞いたりせずに自分で考える時間を持つことが大事です。

自分の力で作業する時間が自分の力になります。

記憶することも同様で覚えたものの確認は定期的にすべきですが、その際には

すぐに答えを見ないで自分で思い出すことが大事です。

思い出す作業が記憶の定着に役立ちます。

十分に睡眠を取ろう

眠る前にモニターや明かりを見ない

携帯は寝室に持ち込まない

日中に体を動かしておく

深呼吸をする

睡眠についてはApple Watchで管理してみることがお勧めです。

実はあまり眠れていないということが知ることができます。

ゴールを設定する

ゴールを定めることで期限ができる

ゴールに向かって具体的に何をするべきかが明確になる

あらかじめ邪魔になるものも想定できる

試験について知ろう

試験のことを知らないで勉強をしていてもなかなか合格はできない

知識を身につけていても試験の性質を理解していないと高得点は望めない

まず過去問を研究し過去にどのようなことが聞かれていたか知ることは大事

その問題を解くために必要な知識を身につけることが試験にとっては大事でありその学問全体を理解しなくてはいけないわけではない

試験の合格への距離がわかればそれに向けて計画を立てることもできる

問題を読み何を聞かれているのかをきちんと理解する

本書を読んで感じたこと

勉強の仕方、学習の仕方って意外と学生時代に学ぶことが少なかった気がします。

非効率でも机に長時間座っていることが偉いことで、仮にそれで試験の結果が芳しくなくてもそれは頭が悪いからだと思っていました。

でも大人になると時間もないし、成果を出せないのは頭のせいにしてしまうと昇進もしないし、昇給もしなくなってしまいます。

大人は全員短時間で結果を確実に出す必要があるのです。

その点で学習法をきちんとすれば誰でも結果が出せるというのは救いですよね。

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