外国産というとハードルが高く感じられてしまうと思います。
しかしこんな簡単な設備でも飼育できるんだと分かれば飼育してみたいと思う人も多いのではないでしょうか
まず用意するのが段ボール
そしてこんな感じのヒーターです。
我が家ではヒーターは温度が25度で固定されているものでもいいですが環境により出力を変えられるのでダイヤル付きのものにしています。
段ボールの下にヒーターを引きそこにケースを乗せるだけです。
ちなみに水棲動物にも転用する可能性がある場合にはこんなものがあります。
この際に一つのケースの全体にヒーターを敷いてしまうと暑かった場合逃げ場がなくなってしまうのでやめた方がいいでしょう。
基本的に半分くらい乗っているようにしています。
成虫のいる場所が25度くらい。周りの幼虫の場所が20度あればいいかなと思っています。
我が家では昆虫飼育用のコバエが出入りできないようなケースを使用しています。
このようなケースでは湿度が抜けないので気にしなくていいのですが、100均とかで売っているようなケースや
このようなケースを利用している場合は乾燥しやすくなるので注意してください。
上記のような環境では温度は外気温に大きく左右されますので、一定に保つことは難しいのですが、最大サイズの成虫を作り出すぞ!という訳ではないのでそのへんはアバウトです。
あくまで無事に繁殖、成虫になってくれればそれで満足なので。
自宅の中とかヒーターがなくても10度を切ったりしない環境であればこんな環境でも無事に冬を乗り切ることができます。
あとは外気があまりに低いようなら中に断熱材を付けたりしたらいいかと思います。
こんな感じでもニジイロクワガタは無事に卵を産んでくれるでしょうか