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結論 現代は学ぶことのへのハードルが下がっている代わりに学習したことが身に付かなくなっている

スマホ、YouTube、ニュースサイトの普及により誰でも学習を始めやすくなりました。

これらのテクノロジーをうまく活用することができれば多くの知識を簡単に身につけられるようになりました。

これらの情報は多くが無料で始めることができますし、自宅で始められるものが多いです。

多くの人にとって学習を始めるハードルはほぼなくなっています。

一方で気軽に始めることが可能になったため、辞めることも簡単になり、かつ身に付けることもできないことも増えている気がします。

僕自身多くのことを初め中途半端で辞めてしまっています。プログラミングとか。

以前であれば知識を学ぶにはスクールに行く、又は本で調べるぐらいしかなかった。

スクールであれば知識を得たことを確認してから卒業するでしょう。

本であれば一冊読み切れば網羅的に知識を確認することができたはずです。

しかしYouTubeやニュースサイト、ブログからの学習は部分的であることが多く、多くの人が配信しているためレベルも様々な教材が多いです。

全体像を把握している人がピンポイントで知識の補充をするのに利用する分には有用ですが、まだ全体像を把握できていない人には何を学べばいいのかの判断が困難になっています。

僕自身プログラミング学習をしようと思って調べ始めた時に何もわからなすぎて高額なスクールに申込みそうになりました。

知識の補充には有用なサイトや情報が多数ありましたが、初心者にとっては初心者向けの情報が多すぎて何から始めたらいいのか?

何をすれば何ができるようになるのか?という学習前の情報が多すぎて判断できなくなりました。

結果として思考停止してお金を払えば問題ないだろうという判断になってしまいました。

(お金が払えなかったので何もしませんでした。)

手軽に始められるというメリットが人によってはデメリットとなる。

多くの情報が出回りこれが大事とかコレからの時代はこれだという情報が無数にあります。

情報弱者にとっては何かを始めてもそれが身につく前に新しい情報に晒され新しいことを始めるというループに嵌まり込み結局何も身に付かないまま時間だけが過ぎていくということになりがちです。

安易に情報に振り回されて始めたことは安易に情報に振り回されて辞めることになりがちです。

どんなことでも知識として定着するにはある程度の時間が必要です。

それだけの時間やお金を費やすメリットがあるのかよく確認することが大切です。

手軽な学習が氾濫する理由

  • 多くの人は学びたがっている
  • 知識を増やしたがっている

ただそれはめんどくさい作業を伴うものです。

簡単にやった感じを味わうことのできる方法が消費の学習です。

実際に身に付きその知識が世の中の役に立つように使えるものが投資の学習です。

見ただけでなにか学んだ気がする。知識がなんか増えた気がする。

本人が満足感を得られているのならば良い気もしますが、実際には貴重な時間を無駄にしてしまっています。

では貴重な時間を使った学習を知識とするにはどうしたら良いでしょうか?

  • メモする
  • 同じジャンルを何個もみる
  • 学んだ知識をすぐに利用する

一つずつ解説します。

メモする

動画を見ながら気になったポイントをメモしていく。

それだけでも手を動かしているので聞き流しよりはあたまに残ります。そしてメモしておけばいつでも見返すことが可能です。

人間の頭は短期間に繰り返し入ってくる情報を大事な情報だと認識する性質があります。

なので同じ内容を違う切り口から聞くことで大事な話であると脳に思わせることができます。

同じジャンルを何個も見る

一見同じ話でも人によって切り口が変わってきます。

切り口が変われば頭の中に残り方が変わってきます。

同じ話を聞いても印象が異なっていると記憶に残りやすいです。

そして何度も聞くこと自体も脳に残りやすくなります。

学んだ知識をすぐに利用する。

プログラミング学習であればすぐに作ってみる。勉強なら問題を解いてみる。知識なら人に説明してみる。それだけで自分の知識となります。自分の知識になっていなければ他人に説明できないです。

誰かに説明するつもりでYouTubeも視聴するようにすると結構記憶できたりします。

せっかく時間を使って知識を得たのなら身に付けるようにしたいですよね。

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