居心地の良い場所
carousel-1513955_1280.png

人には自分の選択が正解であると思いこむ性質があります。

仕事においても同様で自分が選んだ会社が一番いい場所であるという願いにも似た思い込みがあります。

その思い込みがいい方向に行く場合と悪い方向に向かう場合を僕の感じた経験から考えてみたいと思います。

僕は最初に入った事務所においてそこが一番いい場所だと思っていました。

薄々は長くいる場所ではないと感じていましたがそれでもいい会社だと思いこもうとしていました。

当時は人にそういう性質があることも知りませんでしたので色々考えて一番いい場所にいると思っていました。

今でも経験値を積めたという意味ではいい会社だったとは思っています。

でも長くいる場所ではないと思っています。

いい会社だと思い込んでいた一番の理由は環境が変わることの恐怖と自身のなさだったと思います。

人の本質として知らない場所や知らない環境に行くことはストレスを感じるものです。

そこを楽しめるようになるのは自分に自信がある人だけだと思います。

当時の僕には自信もありませんでしたので、新しい環境に飛び込む勇気はありませんでした。

なので手遅れになる寸前までいてしまったんですね。

僕が動けたきっかけは結婚したいという願望でしたが、

もう一つきっかけになったのは退職を決める少し前に転職してきた先輩のおかげでもあります。

2つ年上でしたが彼はすでに3社目で客観的な目を持っていました。

その彼が入社からわずか半年でさっさと退職していったんですね。

彼の退職理由にも納得できましたし、退職を決めてからの会社の接し方もみて僕もその流れに乗じることができたというのもあります。

彼と話していて

なんでここにいるんだ?と聞かれたときに必死に自社にいいところを探していた自分がいたんですよね。

そして昔はこうじゃなかったからという言い訳をしていました。

もうとっくに自分がい続ける意味がないことを暗黙では理解していたんです。

理解はしていたと同時にその会社のいいところを必死に探していました。

そこまでしないといけないならさっさと辞めてしまっていいんだと思います。

逆に今は何も考える事なく今の会社にいたい理由が出てきます。

もちろん不満もありますが、それ以上にメリットが大きいなと感じでいます。

我慢して働くことって自分にも会社にも良くないことだと思います。

健康も損なうし、成長もできない。会社にも利益はあげれない周りの人にも悪影響。

一番だと無理に思うくらいなら辞めることも考えるべきです。

おすすめの記事