どんな組織でも2割は働かないと言われています。
2対8の法則というものですね。
その法則によると働かない人にやる気を出してもらうか辞めてもらったとしても新たに働かない人が出てくるというのが組織というものです。
もし、それが許せないのなら組織に所属しないで一人で仕事するしかないかも知れません。
組織というものは2割しか働いていなくても回っていけるものということですね。
全員がフルパワーで活動するとしたら最終的には自分の人生は自分一人で責任を持つような時代になるというのが生産性という意味では最高なのかも知れません。
ですが、そうなったらそうなったでみんな各々の責任で自分の仕事を完結できている人たちは不安だから何かあった時に備えていちおう組織を作っておこう
で会社とか組織ができる気がするんですよね。
又は、自分一人で回しきれない仕事を抱え、もう少し人の手が欲しいなとなると
→あの人の手が空いている
→会社できるって展開になるような気がしています。
そして本質的に人は人と共に過ごしていたい生き物なのではないでしょうか?
誰でも一人で全てをやろうと思うと想像しただけでも恐怖を覚えるのではないでしょうか。
そして本質的に集団になると安心する生き物であり、安心を求める生き物なのではないでしょうか?
安心して働くことができるということはマズローの欲求五段階説の中でも下位に位置する重要な欲求ですし、安心して働けるからこそ力を発揮する人がいて2人分働く一方で、安心して1人分も働かない人が出てくるのです。
ただし、働けていた人が働けなくなった時に組織であれば働いていなかった人が支えるということが可能なのではないでしょうか?
そういう意味では誰にでも働きたくても働かない8割になる可能性もあるのです。
病気や怪我をする可能性は誰にでもいつでもあります。
プライベートで問題が生じて仕事に集中できない時期があるかもしれません。
長い人生という単位で見てみると意外と支えたり支えられたりしている時期が交互にあるのではないかなと思います。
今もし働かない人がいてズルいなとか不満に感じたりしてもそれが組織だと思えばいいのではないでしょうか?というか思うしかないのではないでしょうか?
全員がフルスロットルで働いている会社は恐らく人の入れ替わりが激しく安心して働ける環境ではないでしょう。
個人事業主として働いている才覚があり、且つその能力を死ぬまで安定的に保つことが出来る人って少数なんじゃないかと思います。
であれば支えて支えられる働き方ってありなんじゃないでしょうか?